非常電源設備
企業防衛としての非常電源設備
3・11の震災以降、電力インフラが不安定な時代へと突入しました。
相次ぐ発電所の停止などにより電力供給量は低下、計画停電の実地、法規制による使用量削減・・・・・
電力供給は簡単には増やせません。
発電所建設には、設計から稼動までに10年単位での時間が必要になります。
つまり、しばらくは、現状の不安定な電力事情が続くと考えられます。
停電によるリスク
現在のオフィス、工場、事業所にとって電気は不可欠です。
電気の停止は、照明、PCのみならず電話すら使用不可となってしまい、事業所の営業活動そのものが停止するという事態を招きます。
そのため、電力事情による操業時間の変更、従業員の勤務形態の変更・・・・・
さらには、顧客へのサービス提供、商品提供の問題から、受注の停止、他社への発注へと切り替わるなど、事業所にとっては文字通りの死活問題となります。
そのため、各事業所では企業防衛として非常電源の必要性が高まっています。
非常電源導入でのユーザーメリット
非常電源設備の導入で、計画停電など、電力会社の「停電」から開放されます。
勤務形態の変更など、従業員のみなさんのストレスを軽減します。
計画停電のために余儀なく休業。
顧客を他社へと奪われた・・・・・
このようなリスクをなくせます。
非常電源設備の導入で、ビジネスチャンスを逃しません。
また、逆に非常電源の導入により他社からのアドバンテージが得られます。
非常電源・現状の問題点
停電にそなえ、各事業所では業務遂行のため、各種のバックアップ電源の用意を行なっています。
UPS無停電装置
UPSはバッテリー式の非常電源です。
しかしUPSは、その製品の性質として、電源エラーが発生したときに安全にPCダウンを行なうことが主目的であり、
そのため容量が小さい。
稼働時間が短い。
といった問題点があります。
自家発電システム
ビル全体、工場全体といった大掛かりな設備となります。
そのため、かなりコスト大の設備投資となります。
非常電源・現状の問題点
非常電源設備は、あくまで「非常用」であり、常時使用するものではありません。
そのため、なるべく低コストで実現することが望ましいと考えます。
非常電源設備において、一番のコストは発電機の容量にあります。
つまり、低コストで実現するためには、発電機を小さくしていくことがカギとなります。
VOLFの「非常電源設備」は、あくまで「非常用」としての位置づけです。
オフィス、工場の100%稼動を前提とはしません。
「その事業所にとっての必要最低限の電力供給を目的とする」
これにより、小規模な非常電源設備、ローコストな非常電源設備を実現いたします。
供給量としては最大で5.5Kw。
小規模な非常電源設備とはいえ、10人程度のオフィスであれば充分な容量となります。
発電機にはガソリン式発電機を使用。
ガソリンが続く限り、電力供給が可能な非常電源設備です。
非常時用コンセント
通常コンセントとは区別するために「赤色」のコンセントとします。
通常時は電力会社の商用電源より供給され、停電時には発電機によって供給されます。
そのため、繋いだ負荷製品はコンセントの差し替えなしにそのまま使用できます。
発電機
発電機はHONDA製のインバータータイプを使用します。
IT機器を誤作動させないインバータータイプ発電機では高容量のためです。
専用配電盤
ブレーカーの切り替えにより、各コンセントへの供給電源の「商用電源」「発電機電源」切り替えを行います。
VOLF非常電源設備の特長
発電機にはインバーター機種を使用
PCをはじめとしたIT機器は、電源にシビアです。
一般的な発電機では正常稼動しない場合があります。
正常電源を発生させるインバーター搭載の発電機を使用します。
「ブレーカー診断」のノウハウから御社の電力需要の解析が行えます
200社を超える導入実績の弊社商品「ブレーカー診断」
このノウハウを駆使し、御社にとっての最適な電源容量を積算、優れたコストパフォーマンスの非常電源設備を実現いたします。
豊富なサーバー電源工事実績による安心施工
弊社には200件を超えるサーバー電源設備工事の実績があります。
また、弊社工事はすべて自社にて行います。
後に発生する各種のメンテナンス、保守といった問題も安心してお任せください。
将来設計・拡張性
非常電源の入力としては、発電機のみならず、ソーラー、電気自動車・・・など、色々な入力が考えられます。
VOLF非常電源設備は、それらへの将来設計を考慮した設備となっています。
お問い合わせ先
本社 ※東京電力地域の方
静岡支店 ※中部電力地域の方 営業時間 9:00~18:00 ※土日、祝日定休 |