顧客はゲームソフト開発企業。
業務の拡大にともないサーバールームの設置を行う。
これまでは事務所内片隅をサーバー設置場所としていたが、業務の拡大による社員増、またセキュリティの問題からもサーバールームの設置となった。

業務の急拡大のため、移転が視野にはいっていた。
そのため、現状最小限の工事にとどめる。
ただし、電話主装置などもサーバールームへと移設し、事務所内ＩＴシステムをすべて集中させた。
また、ビル側の問題でサーバールームの壁を天井まで設置することができなかった。
そのため、空調をダクト式とし、冷気が逃げず直接サーバーを冷やせる設計とした。（写真）

社内システムのリプレースによりサーバールームの構築を行う。
これまでは事務所内片隅をサーバー設置場所としていた。
サーバー機器が増設一方のため、フロアの電源容量が不足となっている。
そのためサーバー専用電源の増設が検討された。
しかし、社内システムは、社内のあらゆるデータの集中場所でもあり、セキュリティの問題からもサーバールームの構築となった。

既存サーバー設置場所をサーバールーム化する。
サーバールーム用専用配電盤を地下受電設備より配線設置。（写真左）
専用空調を設置。
壁、扉を設置し、サーバールーム化を図った。（写真右）

現状は、部屋全体がサーバールームのような部署のため、部屋の隅にサーバーラックが設置されている。
ただ、昨今の異常気象などから夏場の温度が上がりサーバーファンがフル稼働する場面が増えてきた。
また、顧客情報の保護などの観点からも、サーバーを隔離、サーバールームを構築することとした。

現状稼動中のサーバーを隔離することとなる。
万一サーバーダウンが発生した場合には顧客企業の日本全国でのサービスが停止することとなる。
細心の注意をはかり施工する。
サーバールーム専用エアコンの設置。（写真左）
専用照明を設置。
パーティションを設置する。（写真右）